伊豆大島・波浮港発のクラフトビール「Habuminato Brewery(ハブミナト ブルワリー)」が始動

2024.6.24

⾼林商店に掲げられている「Habuminato Brewery」のシンボルマーク。

東京・竹芝桟橋からフェリーで約2時間。伊⾖⼤島から始めて誕生するクラフトビール「Habuminato Brewery(ハブミナト ブルワリー)」が7月中旬より発売開始!

「三原⼭」「裏砂漠」など、伊豆大島の観光スポットをイメージしたラインナップで、波浮港醸造株式会社(代表取締役:吉本浩⼆)が発売します。

もともとゲストハウス「青とサイダー」を経営するほか、古くからある商店「高林商店」の再生、そして火を囲みながら泊まれる二軒目のゲストハウス「火とお酒」と立て続けに波浮港エリアで事業を展開してきた代表の吉本さんは、ビール製造の知識を1から勉強。設備も波浮港醸造に最適なものを探し出し、構想から約3年半の歳⽉を経て、ついに製造・販売が実現しました。

「波浮港⾒晴台」から眺める波浮港の景⾊。
コンセプトは、個性の象徴である「太陽」。

個性あふれる5つのラインナップ

■島の⾹りペールエール/緑「三原⼭」
モルトやホップの⾹りを豊かに感じられる味わい深いクラフトビールです。
伊⾖⼤島の⽕⼭⼟で育ったホップをアロマホップとして使⽤しています。
■⾵待ちのIPA/紫「波浮港」
度数も⾼く、苦味が強いのが特徴です。味わいもやや⾟⼝でインパクトの強いスタイル。
伊⾖⼤島産のカスケードホップを使⽤し、アメリカンスタイルが楽しめます。
■⼣陽のヴァイツェン/⻩「⼣陽」
苦味をほとんど感じない柔らかい味わいのヴァイツェン。淡い⾊合いは⼣陽を思わせる。
伊⾖⼤島産のホップとバナナリーフを使⽤してフルーティな⾹りが楽しめます。
■惑星のスタウト/⿊「裏砂漠」
■焚き⽕のラオホ/茶「焚き⽕」
※下の2つは開発中とのこと。

まずは地産地消で、始める

⽣ビールは吉本さんが経営する「⾼林商店」で販売、瓶タイプは島内の⼟産物屋等で購⼊可能。
今後は、期間限定にて島内居酒屋での提供や、三原⼭や海⽔浴場、海などでのキッチンカー販売、イベント参加も検討しているそうです。

⼤島の資源との共存を⽬指して

過疎化が進む伊豆大島で、空き家を活用し事業を営む若者が増えつつあります。
そのうちの一人、吉本さんが次に手がけるのがクラフトビール。
ビールを製造する際には、⼤量の⻨芽が必要で、通常廃棄される⻨芽の搾りカスを、⼤島のブランド豚である「カメリア⿊豚」の飼料として活⽤していくそう。
また、農家と協⼒して伊⾖⼤島でホップを栽培しているため、ホップや明⽇葉(伊⾖⼤島の名産)の肥料としても利⽤。大島の一次産業を支える一手にもなります。

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