愛知県瀬戸市「ヒトツチ出版」から、初の刊行本「まちをあるく、瀬戸でつながる」が刊行

2022.5.23

「まちをあるく、瀬戸でつながる」

「ヒトツチ出版」から、初の刊行本「まちをあるく、瀬戸でつながる」が刊行

愛知県瀬戸市を拠点に活動する「ヒトツチ出版」から、瀬戸の案内本『まちをあるく、瀬戸でつながる』が刊行されました。

著者は、“まちをおもしろがり、つたえる”をテーマに「ヒトツチ」として活動し、「ますきち –宿泊・喫茶・土産・案内-」を夫婦で運営する南未来さん。

本書は、クラウドファンディングでの資金の調達から出発し、本をつくるための出版レーベルの立ち上げ〜出版まで、たくさんの方の協力を元に制作されました。

●クラウドファンディングのプロジェクトページはこちら

観光地としてはあまり知られていない愛知県瀬戸市ですが、実は千年以上もの間、ずっとやきものを作りつづけている世界的にみても稀有なまち。著者が、生まれ育った「瀬戸」を改めて知ろうと、4年もの歳月をかけてまちを歩き、取材を重ねて完成した一冊をぜひ手に取ってご覧ください。

昔から続くお店から、ここ数年で急激に増えているお店まで、瀬戸の「今」をお届けします。

写真はすべて写真家の濱津和貴さんが撮影。町の雰囲気によくあう、フィルムカメラの風合いをお楽しみください。

●ご購入はこちら

【仕様】
タイトル:まちをあるく、瀬戸でつながる
著者:南 未来
本体価格:1,700円+税
サイズ:B6版
ページ数:160p
発行人:南 慎太郎
写真:濱津和貴
デザイン・装丁:安藤紫野(こゆるぎデザイン)
編集協力:神武春菜

著者から、刊行に向けたメッセージ

「何もない」と思っていた地元を改めてしろうと、4年間ほど取材を続け、完成しました。
商店街や陶芸関係の皆さんに山盛りお話を聞いて、会話を詰め込んだエッセイによる濃厚な案内本です。

最初は『ほやほや』というローカルメディアを立ち上げ、外に発信するつもりだったのですが、意外と地元で愛されるメディアとして強くなっていったので、逆に本にして、モノとして、瀬戸市外の地域に置かれていたら、広がりがあるのではと、挑戦しています!

【目次】

はじめに せともの の まち 、瀬戸
第1章 うごめく商店街をあるく
瀬戸濃度120%! 宮前地下街
わくわくドキドキ、せと銀座通り商店街
ものづくりをする人々が通う、せと末広町商店街
第2章 まちとつながる拠点
talo-K / Art Space & Cafe barrack / TREVIANVEGAN様時 /
喫茶NISSIN / 本・ひとしずく / FUN SETO GINZA
〔番外編〕タネリスタジオ
漫画:瀬戸の1日……したら領

第3章 おいしい、は人を惹きつける
カスタードショップウオコー / スモークログハウス天佑 /
aime le pain / 川村屋賀栄 / UNKNOWN COFFEE / 鳥静
第4章 せともの、なにもの
陶土の採掘場をたずねて
産地を支える超専門店
もっとやきものの近くへ
製陶所が密集する品野
やきものの里、赤津へ
終章  わたしにとっての拠点、ますきち
撮影が終わって……濱津和貴

プロフィール

著者:南 未来(みなみ みく)
1984年瀬戸市生まれ。物書き。東京・神保町の小さな出版社での勤務後、ライターとして独立。世界の街角で出会ったひとと、のんびり話す旅をこよなく愛する。現在は「ますきち」を拠点に、夫の南 慎太郎と夫婦ユニット「ヒトツチ」で、地元の人の「伝える」ことをサポートする。
瀬戸市の案内サイト『ほやほや』(https://hoyahoya-seto.com/)を運営。

写真:濱津和貴(はまつ・わき)
神奈川県小田原生まれ。東京在住。群馬、高知で10年ずつ育ち、2003年に渡米。2009年帰国。都内のスタジオ勤務後、2012年、フリーランスフォトグラファーとして独立。日常に佇む美しさをテーマに、はたらく、食べる、着る、奏でる、旅するなどの人の営みと、そこから生まれる光景を撮り続ける。2021年、写真集「MY NEIGHBORHOOD IS YOUR NEIGHBORHOOD」を発売。

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